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プロフィール
HN:
蘭々
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
いろいろ
自己紹介:
B'zをこよなく愛します。
歌ったり絵かいたり文章かいたり自然に浸ったりするのが大好きです。
好きなことがありすぎてやりきれてないバカです。
最近はタイピングをまた真面目にやってみたいなとか思いつつ適当にしかやらないダメ人間です。
歌ったり絵かいたり文章かいたり自然に浸ったりするのが大好きです。
好きなことがありすぎてやりきれてないバカです。
最近はタイピングをまた真面目にやってみたいなとか思いつつ適当にしかやらないダメ人間です。
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音楽・絵・文章・打鍵。
好きなものはたくさんあるけどほどほどにいろいろやってく蘭々の日記です。同人要素たまに。女性向けだよ。注意。
親指が異様に折れ曲がって、耳に金属の擦れるような、高い音が響いてくる。 机の端に光が伸びて、千切れて、なくなった。 調子外れの音楽がキンキンと頭の中に響いてくる。ぐるりと視界が反転して、額に何かが触れた。 肌へぞわりと無数の虫が走った。何故か真っ暗になっていて、高低の激しい叫び声がいたるところから聞こえてきた。 余りに恐ろしくて、不快で、不可解で、わたくしは頭を抱えた。 指先でぐしゃぐしゃに髪をかき回した筈なのに、わたくしと指が離れてしまったかのように、その動きが肌へと伝わってこない。 わたくしの声帯は同じ調子で震えて叫びを上げているのもかかわらず、頭蓋骨には不規則に波打った音が反響した。 肘を机に叩きつけてもがいているのに、両の口端が攣りあがって、否応なしに歪んだ笑みが浮かべられた。 喉の奥がひっくり返って、頭の後ろから音が出て行った。 ようやく、周りには教室らしきものが見えるようになったというのに、周りの人間は、歪んで、わたくしを見て、鬼のような顔でまた、奇妙に甲高い声で何かを罵っていた。 わたくしを指差して、何かを言っていた。 何を言っているかはわからないけれど、ただ今わたくしがわかるのは、彼らがわたくしが死ぬことを望んでいるということだけだ。 PR この記事にコメントする
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