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蘭々
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
いろいろ
自己紹介:
B'zをこよなく愛します。
歌ったり絵かいたり文章かいたり自然に浸ったりするのが大好きです。
好きなことがありすぎてやりきれてないバカです。
最近はタイピングをまた真面目にやってみたいなとか思いつつ適当にしかやらないダメ人間です。
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音楽・絵・文章・打鍵。 好きなものはたくさんあるけどほどほどにいろいろやってく蘭々の日記です。同人要素たまに。女性向けだよ。注意。
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今やっと私は私が憎らしくなった
私は去年のきのう、手首を切っていた。
そう、去年の昨日、手首を切っていた。

そう私は昨日も手首を切っていた。
愉しそうに切っていた。
去年の私は、罪悪感にまみれて、泣いていた。

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最近の私は何を自重しているのか怒りだとか悲しみだとかを、砕けるつもりで、書き表そうとしていない。
ただ怒りに任せて書きなぐったものでも、きっといいはずなのに、それをしてこなかった。
何かをいわれることや、だれかにおろかだとおもわれることが、いやだったのかもしれない。
そんなことをながくしていたら、泣きながら書いた文章すら、何だか私自身にさえよくわからないものになってきている。
私のために、かいていればいいのに。私はわたしのためになんていいながら、いつから、わたしのためにものをかかなくなったんだろう。
ものをかくなんて大袈裟なものじゃなくても、いつからわたしは、わたしのために、私の怒りや悲しみをぶつけるために、何かをかかなくなったんだろう。


私というものが、悲しみに鈍くなっているのかもしれない。怒りに鈍くなっているのかもしれない。
平和ボケして、悲しい思いをせずに、暢気に、生きていたのかもしれない。
私は、打ちのめされたいとすら、思うんだよ。
そしてもういちど、もがいてもがいて、血が流れるまで肌を引っかいてじぶんにすがりついて、
嗚咽で声が出なくなるくらい泣きながら、這い上がろうとする、あの力が、欲しい。
何もかもを蹴り倒して、何もかもを振り切って、
私以外には目もくれず、
私以外を傷つけながら、切りつけながら、それでも自分を守り抜こうとしていられるような
私という唯一に執着するあの力を 私という生に汚く貪欲に執着し続けるあの力を


そして私たちに何がわかるというのだ

何がわかるというのだ、何故そんなに理不尽に、
私たちに何がわかる?誰の絶望がわかる?誰のかなしみがわかる?
誰の恐怖がわかる?誰の感じるおぞましさをわかる?
何がわかるんだ、何がわかって、なにをわかってわたしたちは笑うんだ、
どうしてなんだ、どうして、涙がとまらない、どうして私たちはそんなにも理不尽な事ができるのか。
誰が彼をわかるんだ。

常識って何だ、たかが私たちのような子供に、何がわかる。
この世界のどこに、だれが、常識を作った。
だれが当然を作って、誰があたりまえの感覚を、知っている。
彼がおかしいのではない、この世界がおかしいのだ。
彼の感覚がおかしいのではない、私たち全員の感覚が、おかしいのだ。

彼にこの世界がどう映っているのか、
それは急に、歪んで、引き伸ばされて、千切れて、粉々になって、
体中が粟立つような音が響いている、世界かもしれないじゃないか。
彼にとって私たちは何であるのか。私たちは鬼なんじゃないだろうか、私たちは殺人者なんじゃないだろうか、実際、私たちの心はもう殺人者なのではないか?
誰一人として見ようとしない、
腐った正義感を持ってどこにいく。腐った常識を訴えて何になる。
あなたが流した涙のどこに美しいものがある。
あなたの流した涙のどこに、正義と自由と平等と、法があった?

棄ててしまえ そんな中途半端な常識や正義感なんてものは訴えるまえにすててしまえ
ふりかざすまえにすててしまえ 徹底できないものを大袈裟にふりかざして
何が正義だ 何が平等だ 何が自由だ何が平和だ
ねごとをいっているんじゃない 誰が壊しているわたしたちだろうおまえだろう誰一人として守ろうとしていないじゃないか!

なにがわかるなにがわかるなにがわかるなにがわかる
何を見ようとした
あなたたちは一度だって、私たちは一度だって何かを見ようとしたか?
何かを見ようとして 誰かが生きる事を否定するか?
理不尽だ理不尽だ、何が法だ、何が慈愛だ、何が仲間だ、そんなもの棄ててしまえ
そんなもの棄ててしまえ
そんなもの棄ててしまえ
あなたたちが学んでいるものはおかしい あなたたちの夢なんてものはおかしい
腐っている あなたたちの考え方は腐っている
涙が止まらない





親指が異様に折れ曲がって、耳に金属の擦れるような、高い音が響いてくる。
机の端に光が伸びて、千切れて、なくなった。
調子外れの音楽がキンキンと頭の中に響いてくる。ぐるりと視界が反転して、額に何かが触れた。
肌へぞわりと無数の虫が走った。何故か真っ暗になっていて、高低の激しい叫び声がいたるところから聞こえてきた。
余りに恐ろしくて、不快で、不可解で、わたくしは頭を抱えた。
指先でぐしゃぐしゃに髪をかき回した筈なのに、わたくしと指が離れてしまったかのように、その動きが肌へと伝わってこない。
わたくしの声帯は同じ調子で震えて叫びを上げているのもかかわらず、頭蓋骨には不規則に波打った音が反響した。
肘を机に叩きつけてもがいているのに、両の口端が攣りあがって、否応なしに歪んだ笑みが浮かべられた。
喉の奥がひっくり返って、頭の後ろから音が出て行った。
ようやく、周りには教室らしきものが見えるようになったというのに、周りの人間は、歪んで、わたくしを見て、鬼のような顔でまた、奇妙に甲高い声で何かを罵っていた。
わたくしを指差して、何かを言っていた。
何を言っているかはわからないけれど、ただ今わたくしがわかるのは、彼らがわたくしが死ぬことを望んでいるということだけだ。


欝だとか、虚しいだとか
寂しいだとか、悲しいだとか
それらがすべて、ちっぽけなことであると、わかっている。

憂鬱で出られなくて、悲しみから出られなくて、ただただ私たちは深みに落ちてゆこうとする。
何か外を見ようとせずに、ただ目の前にある悲しみに、溺れてゆこうともする。

世界や自然なんていう大きなもののなかで、私たちは、ちっぽけである。
ちっぽけに生きている。
そしてちっぽけな私たちは、ちっぽけな私たちの中で、真面目にちっぽけに、壊れてゆく。
それはとてもとてもちっぽけで、指先にすら、乗らないほど、
だけどそれらは一つ一つ、大真面目に、ちっぽけに、
ちっぽけな中で、本当に真っ直ぐに、壊れてゆく。
沢山のちっぽけが、指の上で集まって、
それらは何も壊さずに、ただ自分たちの中で、ちっぽけにちっぽけに、大真面目に壊れてゆく。




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