眠

彼氏と遊びに行けばー、とかさぁ。言われるけどさぁ。
やだなーもう。いいじゃんか、勝手にさせてくれ…


眠たい。

眠たいよー。
ああああ。ゥゥゥ。
なんなんだろうか。



だってほら

あーあ。


かわいそうか。



謎。

識らない。
識らない。



ひがんでんなよバカ。
醜いにも程があるっつの。




ああああ。違う音がきた
ゴオーッてのの後に、キィイインって耳鳴り。
ああ偽善者。
そう識ってるさ、私は偽善者になりたかったんだ


ああ識ってるさ
仕組んだんだ
そうなるように


計画通りだ。




不可能に思われる計画を立てて、
それへ私の感情をごちゃっと混ぜて
複雑にしたんだ。
ああこれは誰にも言わない？


そうして私は不可能な計画を可能にしたんだ
成功させたんだ
『私』が不可能だと思う計画を、こっちの私が可能にした。成功させた。


そんなふうな妄想が広がる。
そうこう謂えばいい。

「あまりにもこんなことがつづくからなやんでしまってもしかしたらすべてはわたしがそうさせていたのではないかとかんがえるようになってこわくなった」

ああ何て無器用で狡猾な言葉。
そしてまたなやむすがたも計画通り？
ここにこう記すのも？

無機質な計画に感情をないまぜにして。
だから無茶苦茶で答えが出ない
これも私の計画？


そしてこう記すのも計画？

語尾にクエスチョンマークをつけていることすら私の計画
識らないふりわからないふり



そしてこの妄想も、計画

なんて意味のない。

ただのフィクション。
ああこれも？







可能性の少しでもある部分をすべて引っ張って自分を引っくり返せば、何もかもがわからなくなる

結果的にわたしが悪い、否、
結果わたしが悪いとなるように過程を妄想して組み立てれば。
そしてこんな事を記すことすら自分の結果に見えてくる
ああ私は何がしたい？

だけれど私はあの時のように嘲笑うんじゃないだろうか