忍者ブログ
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新記事
(01/26)
(08/08)
(08/08)
(08/07)
(05/25)
プロフィール
HN:
蘭々
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
いろいろ
自己紹介:
B'zをこよなく愛します。
歌ったり絵かいたり文章かいたり自然に浸ったりするのが大好きです。
好きなことがありすぎてやりきれてないバカです。
最近はタイピングをまた真面目にやってみたいなとか思いつつ適当にしかやらないダメ人間です。
最新CM
無題(返信済)
(11/16)
(11/16)
無題(返信済)
(10/26)
無題(返信済)
(10/24)
(10/12)
ブログ内検索
メッセンジャー
蘭々は現在です。
クリックでメッセにコメント送信できます~。
メッセ登録は大歓迎ですが、
ヤフーメールの方に連絡いただいても気付けない可能性が高いです…(チェックしていない為)
気軽に友達登録してやってください!
カウンター
アクセス解析
最古記事
(07/30)
(07/31)
(08/01)
(08/01)
(08/02)
フリーエリア
忍者ブログ | [PR]
音楽・絵・文章・打鍵。 好きなものはたくさんあるけどほどほどにいろいろやってく蘭々の日記です。同人要素たまに。女性向けだよ。注意。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



曽良×芭蕉さん

エグくなる
かもしれません。
(まだかいてないのかよ!)


↓どうぞ↓


++++++++++


真っ暗だ。

此処が何処かはおろか、昼なのか夜なのかすら判らない。
暗闇では自分の体の一部すら捉える事は出来ず、唯一動かせる足をばたつかせてみても足と思われる場所への僅かな衝撃と、静寂に虚しく響く音しか認識が出来ない。
視覚によって自分の足の存在を認められない。
自分と体の一部が分離してゆく感覚、宙ぶらりんになったような胴体が、胸がざわめいて、どうしようもない焦燥感と不安感に襲われ息が上がった。
私の足は何処にある?私の足は本当に私についているんだろうか。
もしかするとこの目すら落ちてしまったのではないだろうか。

動きを止めれば耳鳴りのする程の静寂。虫の音一つ聞こえない。
不意に襖を引く音がした。
時折引っ掛かりを感じさせる程傷んだ畳を歩く足音、幾ら目を凝らせど一切を映さぬ闇に耳を澄ませる。

「目が覚めたんですか」

酷く久しぶりに聞いたようなその声色は、静かではあるものの、今の私には強烈すぎる気さえした。

「曽良くん、ここどこ」

声帯が確かに振動し、同時に私の鼓膜を振動させた。
ああ、ちゃんと喉はあったんだな、などと安心する間もなく、此方へ踏み出す僅かな身動きの音に過剰に肩が跳ね上がった。





ーーーーーーーーーー

まさかの途中放置で。

PR


この記事にコメントする
HN:
TITLE:
COLOR:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS:
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Powered by 忍者ブログ  Design by まめの
Copyright c [ ::Ranran:: ] All Rights Reserved.
http://namiranran.blog.shinobi.jp/