うつ

おぼえて　る
なにも　か　も
つまら　なくて
くだ　らない

おもし　ろい　なんて　おもう
こころ　あった　はずなんだけど

めに　うつる　ものが　すべて　とおくの　せかいのことのよう
めに　うつる　もじが　すべて　どこか　しらない　せかいのはなし


いつ　か　そんな　こ　と　ないと　すべて　に　わらえる　ひがあった
なに　も　わ　からな　い　わたしに　くびをかしげたころ
いつ　だか　そんな　せまくて　ちい　さ　な　ばしょ　のこと
うし　ろに　ほったら　かし　て　はしりぬけていた

ひか　り　へ




ここはどこかな　ここはどこかな
あれもこれもおいしいたのしいわ
ここはどこかな　そこはどうかな
なにもかもがきらきらかがやいて



きず　あと　おさえつけた
ちみ　どろ　おおい　かくした
トイレットペーパーが　てくび　の　うえで　ゴミになる

ひど　く　よごれた　かみが　
スカート　に　よごれを　つけた
しみ　こんだり　なんて　しないよ　ただ　えのぐのような血痕


いつまでもじょしこうせい



ひろがって　ひろがって　みずでうすめたち　のかたまり








動脈静脈傷痕針痕
肝臓腎臓朦朧狂気
かまってかまってわたしをみていて
なかないでなかないでわたしをゆるして
だまってだまってあわれまないで
ドウジョウキョウカンオコトワリ