ぜいはあ

用明天皇に一通り萌えた所で蕎麦に戻ってきました。
ああああ蕎麦。愛してる蕎麦。DV。(そっち)

普通家でDVが起こってると暴力だとかそう云う関連がトラウマになって避けちゃうとかいう繊細な反応は自分にはないんだろうかとか思いましたが寧ろやっぱDVネタ 大 好 物 です。性格悪いんでしょうか。
自分の家で起こっていた事とネタ的なDVは全く隔絶されてるんだけどね。
寧ろ私は自己中心的な人間だから平気なんだろうかなあ。
私の主観ばっかりだったから、私は傷付いてなんていなかったのかもね。
只起こっている事は私にとって『悲し』かったけど、私は半分も叩かれる蹴られる痛みを知らない。
私はその状況が嫌で怖くて悲しかったけど、私じゃなくて被害を受けていたのは母だ。
私は傍観者だ。そして話を読む私も傍観者。
酷く登場人物に感情移入してしまう私が、暴力を受けている登場人物に全く同調せず『読み手』すなわち傍観者でいることときっと同じなんだろう。
寂しいという気持ちが強い私は『寂しい』の台詞だけで泣いてしまうのに、
痛い痛いと泣いている時の台詞を『ああ痛いのそうなのね』なんて頭でしか理解しないのはそういうことだよね。

私は加害者になりうるな。
人の痛みがきっと大事なところでわからない。
きっと私は『ああそう』痛いのね』くらいで人に暴力をふるえる人になるだろう。
痛いという言葉がただ脳に入って理解される。
心なんて伴わないんだろうなあ。
『実感』できない、『現実感』がない。知識・理性のみで、詳細に知られている『本当は知らないこと』
頭が知っているとまるで私が知っているかのように。

作品として好き、とは隔絶してもちろん構わないだろうけど、
私はきっと、たまに大事な所でわからない、
私は殴られるのは痛くて怖かったけど
『ただ殴られて痛いこと』が怖くてその恐怖のみに支配されて居ればよかった私
『殴られる事が伴う様々な痛み』を知らない。
精神的なものはきっとまったく。
だって私は殴られても痛かっただけだ。
痛くて泣いて、痛いから悲しくて
別に『家族が私を殴る』から、悲しかったわけじゃないんだ。

私はどこまでも自己中心的だ。
だから今まで粘ってこれたんだな。
今立っていられるのも、吐き気がするほどの利己心のおかげ。
引き裂いてしまいたくなるほどの汚い心のおかげ。
綺麗な心と優しい心はほとんど私の理性と学習ばっかりで成り立っている。
元来、私は心の汚い人間だ。
実は私の心や本能は綺麗なものや自分より人を大切にしようと思う気持ちを持ってないのかもしれない。

性善説がなんとなくすきだった私は性悪説のが当てはまってるんだろうなあ。
ただ、理性のみだと、心が本当に伴わないね。
私の大きな欠点であると思う。