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プロフィール
HN:
蘭々
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
いろいろ
自己紹介:
B'zをこよなく愛します。
歌ったり絵かいたり文章かいたり自然に浸ったりするのが大好きです。
好きなことがありすぎてやりきれてないバカです。
最近はタイピングをまた真面目にやってみたいなとか思いつつ適当にしかやらないダメ人間です。
歌ったり絵かいたり文章かいたり自然に浸ったりするのが大好きです。
好きなことがありすぎてやりきれてないバカです。
最近はタイピングをまた真面目にやってみたいなとか思いつつ適当にしかやらないダメ人間です。
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音楽・絵・文章・打鍵。
好きなものはたくさんあるけどほどほどにいろいろやってく蘭々の日記です。同人要素たまに。女性向けだよ。注意。
友、ってなあ。 昨晩の余韻もあって、運転にさえ集中できねぇ始末。 朝のとっぱちから、ずっとあいつたちの事が頭を廻って。 仕事も手に付かずに、ペンの紡ぐ先は紙屑と成って。 俺は自分の思考を何かに書いて整理する癖がある。 書く途中で整理されていくもんだから、数枚書き終えた後に世界が引っ繰り返る様な事がたまにあるんだ。 日記も一緒で、こんな風に書きながら俺自身を整理したり、 リアルタイムで俺が変化したりする。 がむしゃらに文字を書き続ける中で、目まぐるしく俺や、俺の価値観や、思考、思想が移り変わって。 世界が反転した。 俺の信じてきたものが全て崩れて、何て小さなものを俺は何年も信じ続けてきたんだろうと。 掌すら満たせないほどのとても小さな。 文字に表して、声に出してみると当然とさえ感じられるような事がまた俺には見えていなかった。 俺の胸に突き刺さった言葉全てに頷くことが出来た。 俺の価値観や思考、思想を全て捨てることさえできるような気がして。 何よりも俺に、「価値観を植え付けない」ようにと口を噤み続けたあいつは、嘆くのかもしれないとさえ思った。 あんまりに衝撃で、溜息がこぼれて、 机に突っ伏して唇を噛んでいたら、優しく左から指先が俺の髪を掬った。 視線も寄越さずに俺の長い髪をただ攫って、無言で。 右からは大きな瞳が俺の顔を覗いた。 大丈夫?って、とても透明な声だった。 その瞬間に反転した世界がまた反転した。 こいつらは何て綺麗なんだろうと思った。不思議と胸の奥にあったものが一瞬で引いていって、 涙と一緒に、綺麗なものが俺の中に流れ込んできた。 誰かさんの多くの言葉は、幾つも俺に突き刺さって俺を悩ませて、何日かの間に何年も信じた俺の価値観をひっくり返した。 今日俺の両隣にあった存在は、 一言とその指先のぬくもりで、ひっくり返った価値観をまた、一瞬にしてひっくり返した。 こいつらは、綺麗だ。 その存在の純粋さに、声さえ為せなくなってしまう。 あんまりにも温かくて、 ああ、よかった。今日という日があった事を心から喜びたい。 反転した価値観はまた反転した。 俺は何て恵まれてるんだろうな。 俺の周りのやつらはいつだって、 優しくて、綺麗で、正しくありたいと思っている。 そんなこと人間に出来るのかとか出来ないのかとか、 綺麗事だとか偽善だとか、 こいつらに触れると、頭から吹き飛んだよ。 こいつらはただ本当にいつだって、 がむしゃらに理想を追いかけている。 本当に綺麗だった。 本当に綺麗だった。 PR この記事にコメントする
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