めまぐるしい一日

　おおうついうっかり昨日日記を書くのを忘れちゃったんだぜ…！

　忘れたわけではなく、うれしかったり感動して泣いたりがあまりにも一日のなかに沢山あって、全部かきたくて書き切れなかった感があります。

　昨日は相方と一緒に受験結果の報告に行ってまいりました！
　7日の合格発表が朝10時だったので、10時を過ぎてから家を出る事に。
　10時前ごろから二年のときの担任(男)からメールがきました。その担任はたいそうぶっ飛んでいらっしゃる方で、色々と振り回されはしたものの一番熱心に指導してくださった先生でした。沢山の生徒がその先生を好いていました。ただ先生の癖に悪ガキみたいな所があって、そのうち訴えられるんじゃないかっていうくらい自由奔放な性格で、生徒の方が色々気ぃつかわされてました。
　でもセンター試験の前に気遣いのメールを送ってくれたり、(いつもは冷やかしてばっかで心配するそぶりなんて見せないくせにだ)補習を買って出てくれたりほんとうにいい先生だ。(こいつに休日はあるんだろうか)
　メールの内容は私と大佐の合格祝いと、まだ発表されてない合否を心配する言葉でした。私が返信したらまた直ぐ返事がかえってきて、思わず泣きました。メールに保護かけてしまった。
　私は教育学部に進学する事にしたんですが、学生生活についての事やら何やらかいてあって、最後に「教師になって 同じ学校で働けたらいいな 元気で」って書いてあった。お前何歳だよこいつばっかでーとか思いながら泣いてしまった。

　担任の先生(女)に報告にいったらとっても安心してくださった様子！私は落ちるだろうと思ってたのでほんとによかったです。先生とは受験の話をするうちとても仲良くなって、色んな話をするようになりました。
　ものすごく仕事がはやくて、何かについて話した次の日にはそれについてどっさり資料をくれました。あと、一昨日の10時が合格発表だったんですが、10時3分くらいには電話がかかってきました。（…！）いつも42人の生徒を抱えているとは思えないほど仕事が早いです。ほんと、42人全員にきちんとすばやく対応するんです。一人も忘れずに。すごい。
　面接についての話なんかしてると自分の中のものを沢山先生に対して出したし、短期間で私自身の考えや想いを沢山知った先生だと思う。私はここに書く以外であまり自分自身を出さないし、そんなことをまじめに語るのも少しはずかしい。
　先生が私を知って好感を持ってくれたようだけど、(しっかりものを考えてると思ったんだろう)きっと先生という人間はそれを知らないだけで、みんなが同じくらい、少しの差はあれど沢山の事を考えてる。その内容は聞かなくちゃあたりまえにわからない、推測するなんていっそばかげていることだけど、親や教師っていうものは、内容がまったくわからなくても人一人の人間の厚みをしっかり意識して、認識、実感して、向き合うべきだよね。そんなことできると素敵だ。
　うまくいえなかったけどお礼をいって、受験報告書を出して（お世話になったので出来る限り丁寧に沢山書いた！）、プレゼントを渡して、もう一人受験用に個人補習してくれた先生にあいにいった。またへたくそにお礼を言ってプレゼントを渡したら喜んでもらえた。また時々メールするし、いつでも連絡してくれていい、って言ってくれた。先生に教えてもらったことを、しっかり伸ばしていきたいと思った。

　そして相方と中学時代の母校へ行ってきた！
　あたしらもう大学生になるんだぜ何年前に卒業したんだよ、と自分で突っ込みつつおそるおそる行きました。
　技術科の先生は教頭先生になっていて、知っている先生は会った先生でたったの3人。それでも懐かしくて嬉しくてものすごくはしゃいでた。
　目的の中学２，３年時の担任の先生(女)と再会して、階段の踊り場でおしゃべりした。以前久々に再会したときは抱き合って喜んだんだけど、流石に何年か経ってて敬語になってしまっていた！（笑）
　すごくどうでもいい話なんだけど、私は何年か経つと自分のキャラを忘れてしまって、どうやって人に対応したらいいか全然わからなくなったりする…だから久々に会うとすっごいキャラが違うかもしれません…
　みんなの合格の報告をして、おみやげに買ってきたお菓子をプレゼントしたら先生が感動して泣いてしまった。こんな事ができるようになって、って先生の目が潤んだときほんとうに私はいい先生に恵まれたよなって思った。教師って素敵かもって昔うっすら思ったのも、この先生がきっかけだ。
　この先生のことを私たちは「わぁちゃん」って呼んでる。(笑)いっつも黒い服を着てて、細くてやさしい国語の先生だ。目の色があわいくすんだ緑で、ものすごくやさしい顔をする。何年もたってるのに全然かわってない…いつまでも若くてすごい！
　なんか文章が意味わかんない方向にいきだした。まとめてかかないのがわるいんだけど、思いつくままにメモばっかしてると構成力がどんどん衰えてくるよね。（にこ）
　わぁちゃんと絶対今度会ってみんなでお茶しながら沢山お話しようねって約束して、学校を後にした。

　その後相方とブラブラ買い物して、カレンダー製作キットみたいなの買って、つくろうって話になった。ただ私はまだ一枚も絵をかけていない…。かきたかったんだけどやりたいことありすぎた！はやくせねば！
　あと卒業画集もまた作りたいねって話になった。っていうか私が作りたくて仕方無いわけで…。中学時代、仲良しのみんなで作ったんです。まだ大事に置いてあるよ。

　そんで夕方になってきたので相方と別れ、帰ってる途中でマミーの着信に気付いたのでこちらからかけなおす。そしたら何かくもんの先生が喜んでたから挨拶にいきなさいといわれた。
　なぜくもんの先生が私の合格を知っているのかという驚きと、センター試験終わってから休会扱いにさせてもらってたのに祝ってもらってはずかしいやら申し訳ないやらで色々ぐるぐるしながらも会いにいった。
　そしたら会うなり先生がものすごく喜んでくれて、私なら絶対に良い先生になる、すごく良い選択をした、あなたは子供の気持ちがよくわかってると、ほんとうに手放しで喜んでくれた。後で母にきいたけどあんな先生の弾んだ声を聞いたのは本当に久しぶりだったとも言っていた。私のこれから進む道をこんなに心から喜んでもらえて、嬉しくて涙が出た。そういえば私はこの先生の所に、幼稚園から通ってたんだ！
　幼稚園の頃から私を見守ってくれたこの先生は本当にすばらしい先生だった。「教える者」の鑑であると思っているし、とても尊敬している。ほんとうにすばらしい「くもんの先生」で、すばらしい「人間」だと思ってる。
　私も両親も合格が嬉しかったけど、この先生が一番喜んでくれたんじゃないかと思う。お手伝いに来てねともいってくれた。私はまだ全課程を修了してないから、大学になっても通おうと思っている。大学生のくもん生はほんとうにめずらしいんだけど、だいたいその大学生はくもん式でお手伝いをしていた。教育学部に行く私にとってはものすごくうれしい依頼だ。是非お手伝いさせてもらいたい！
　幼稚園児でさんかくえんぴつを持って、くもんのプリントを解いてた私が、大学生になってお手伝いをするようにまでなったのを見る先生はどんな気持ちなんだろう。ちいさいころの私のこと、先生はまだ覚えてるんだろうか、そうしたらこれって、どれだけ不思議な光景なんだろう。
　あとご祝儀をいただいた。いつも図書カードを貰っていたのでまたそうかな、と思っていたら、後で中身をみてぎょっとした。とりあえずまた、落ち着いたら出向いていかなきゃと思う。お祝いを口でされるのはうれしいけど、何か貰うのって何となく苦手だ。扱い方がわからないからだろうか。

　帰り道、あんまりよろこばれておどろいたのと、妙なプレッシャーと、興奮とでおちつかなくて、私は全速力で畑道を飛ばしながら考えた。
　とにかく沢山やろうと思った。自宅から通える私は有利なんだし、沢山単位を取ろうと思った。
　私に出来る事ってものすごくすくない、けど、先生達の言葉に少しでも応えられるように、沢山がんばろうと思った。どうしようか最初は迷っていた、学費免除もちゃんと申請してみることにした。

　沢山の人にこうやって囲まれて、お祝いしていただいて、ほんとうにうれしい気持ちでいっぱいでした。この一日だけでものすごく貴重な体験をした気がした。
　そしてまだある、まだあるぞ！イマイさんに私信のお返しをせねば！！(笑)