曽良*芭蕉

「曽良くーん」

「ねえねえ曽良くん」

「曽良くんってば」

「そーらーくーん」

「曽良！この弟子男！」

「ブフゲホッ！！すみません！呼び捨ててすみません！曽良くん！曽良様！！」


煩く後ろで騒ぎ立てる芭蕉さんへ振り返りざまに断罪チョップをお見舞いしてから、威嚇に両手で首を締め上げる。
何時もの如く直ぐに泣きながら謝りだした芭蕉さんを畳の上へ投げ落とし、そのまま再び机へ向かって筆をとる。
動けなくなるまで殴る蹴るを繰り返しても良い所だが、今はそんなに暇ではない。


「曽良くんあんまりドゥ…松尾ショックで軽く3日位寝込めるよ。」
畳に倒れこんだまま僕の背中に芭蕉さんが細い声で懲りずに声をかけてくる。
毎日こんな調子で、どうしてこの人は学習しないんだろう。

「そのまま永遠に眠らせてあげますよ」

「厭だよ！この怖弟子！」

反論する芭蕉さんの喧しい声が聞こえて、僕はそのままそれを無視した。
沈黙が広がって、背後で畳と着物が擦れる乾いた音が聞こえる。
深く息を吐く音があって、漸く静かになった室内で僕は黙々と書き物を続ける。

春が来ていた。否、夏が近付いていた。


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ほ
ほぞんで…

はせを

恋をする

恋をする

何度も、何度も、

この人のうたに

女体注意

いもこ

奥の細道

芭蕉と弟子



どうかいたらいいかわからなくて非常に迷う

偶には先に

お早う、曽良くん。












蘭々さんのほうが自分の描くスピードに腰ぬかしてます
が、もう４時前かよ！！！！