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音楽・絵・文章・打鍵。 好きなものはたくさんあるけどほどほどにいろいろやってく蘭々の日記です。同人要素たまに。女性向けだよ。注意。
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気分がのらないとかかないっていう私もおかしいのかもしれない。

とりあえず今日あったことを先に書くべきだよね。
今日はふたつ命がなくなりました。

まず、ルンちゃんが死んでしまいました。私の飼ってたハムスターです。
冷たくなって、硬直しちゃっていました。私はあまりびっくりせずに、母は直ぐ泣いていました。
私は何でも恐ろしいことや悲しいことが急に起こって、衝撃を受ける事がとても嫌です。
例えば何かを期待して裏切られると物凄く私は弱いので、よくそれに耐えられるようにとあれこれ予想してみたり、「最悪こうなるぞ」というのを頭に思い描いてから何かに臨んだりします。

今日ルンちゃんの様子を伺おうと見たとき、いつものように巣箱で横になっていました。
私は知らないうちに、毎日ルンちゃんを覗くとき、「死んでいないかな」と思いながら覗いていたようです。
もしかしたら死んでいるかもしれない、そんな風に思いながら覗いたら死んでしまっていました。
私は直前に死んでいるかもしれないと思ったので、驚かず、ただ、母がまた泣くだろうと思って、ルンちゃんを持ち上げて、母を大声で、5回くらい呼びました。聞こえなかったらしい。
母はルンちゃんを手に持って、指先でなでて、こんなに小さいのに、昨日はあんなに元気だったのに、と泣いていました。
冷たくなって固くなっていましたが、私にはよくわかりませんでした。
ルンちゃんは本当に死んでしまったのか、こうやってここに姿があるのに、死んでいるのか。
確かに動かないし、水も飲まないし、――でも元々、私に喋りかけてきたわけでもない。
母は何故泣いているのだろう、死ぬってどういうことだろう、ルンちゃんが死ぬことは悲しいことなのだろうか?

死んだ生き物は腐っていきます。だからルンちゃんの体の中も今壊れて、硬直して、どんどん何かに蝕まれながら、放っておくと腐っていくのかと漠然と思いました。
それは体の中に何か害虫のような、おそろしい悪魔のようなものがあって、それが勝手に、眠っているルンちゃんの中を壊していくような感じを受けました。よく言い表せないけど。

母が死ぬのが恐ろしくて、母の笑顔が見られなくなるのが恐ろしくて、母のあの声が聞こえなくなることが恐ろしくて私はよく泣いていました。ないています。
ただ私にルンちゃんの笑顔はわからないし、声もよく、わからなかったのです。
ルンちゃんが私を必要としているのか、私がルンちゃんを必要としているのか、よくわかりませんでした。
だから死ぬということが悲しいのか、よくわからなかったのです。
それは依存の度合いによるのかもしれない。けれど、やっぱりルンちゃんを手に抱いて、指先でなでていると、何も悲しいなんて事はわからないのに、涙がとまらなくなりました。
私は何故泣いているんだろうと。ただ、「可哀相だなぁ」とは思いました。
よくわからないままずっと泣いていました。それはなぜ泣いているとか、どれが原因で泣いているとか、そんなことはまだよくわからなくて、ただ、そこにあるものが、本能的に、どうしても涙を流さずにはいられないものであったのだと思います。

生きると死ぬの境は、私にはまだよくわかりません。死ぬって、明瞭なようで、とても不明瞭であると、思う。
実際腐っていったりすることを考えると、それに境をつけないわけにはいかないんだけど。
「死んだ」っていったって、それはルンちゃんだって母だって私だって一緒で、
「死んだ」って、そこに私達は「ある」ことに違いなくて。
形があるのに、そこには「死んでしまった」という悲しみと、「死」という、事実が横たわっているだけだ。
死という事実といっても、死ということが、世間一般に事実だとされているだけで、
私にとって、そこにあったルンちゃんの「死」というものは、観念でしかありえなかった。
死というものは私達が作り出したもののように感じた。何をして死と言わしめるのか、
それはとても複雑ではないだろうか。

悲しい悲しくないに、ルンちゃんが大事だったとかそうじゃないとか、私が冷たいとかそうじゃないとか、そういうものは、関係ないのかもしれない。
感情というものがないわけではない。頭でそんなことばかり、考えていたわけでもない。
私の思考は、逃避か?


表現をしたいと思う。私は何でもかんでも創ることが大好きだ。
それはいつも私をどうにか形にしたいからで。
何かを創る人間になりたいというのは、昔からずっと言っていた。
その形が、今ここにあるのは、考え、記すということになっているのかもしれない。
けれど、それらは、全て逃避の手段にもなりえることがある。
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